農作物のネット販売を始めたけど、出品したのになかなか売れない…
今年も売れ残るのかな…
今回はこのような悩みに答えます。
この記事の信頼性
農家さんから食材を直接購入し、じゃがいもと玉ねぎをネットで開始初年度で100万円以上販売した実績があります。
自身で野菜を販売するネットショップも運営しているので、集客方法〜発送方法まで1通り理解しています。
ブログも月間6,000回見られるなど、農作物のネット販売は得意です。
ネットショップは「農作物をネットから購入できるようにする仕組み」
皆さん勘違いされていることがあります。
それは「ネットショップに出品すれば売れる」ということ。
これは全くの間違いです。
ネットショップは農作物をネットから購入できるようにする仕組みづくりです。
商品を掲載した後に考えなくてはいけないのが「どうやって集客するか?」ということです。
ネットショップで売上を伸ばす予算なしでもOKなオススメ集客方法5選
「集客する」ってどうやってやればいいの?難しいことは苦手…
ここからは実際にどうやって集客すればいいか?というオススメ集客方法を紹介します。
簡単なのに、誰もがやっていない方法ばかりですので、これらをやるだけで簡単に他の農家さんと差別化できます。
売上を伸ばすオススメ行動①情報発信
売上を伸ばすためにするべきは「情報発信」です。
なぜかというと、商品は欲しいのに情報が届いていないから買えない消費者がたくさんいるからです。
私もクラウドファンディングで商品を販売する中で、45日間ほぼ毎日進捗を発信しました。
その時の様子がこちら。
クラウドファンディングのサイトに掲載しただけでは、達成できなかったのは言うまでもありません。
ネットに公開してからが勝負です。
また、まだSNSを始めていない方はおすすめのSNSをこちらの記事で紹介していますので参考にしてください。
売上を伸ばすオススメ行動②料理画像や料理動画をのせる
次にオススメするのが「料理画像や動画をのせる」ということです。
意外にもお客様は、食材を料理できる姿がイメージできず買えないケースが多々あります。
生産者なりの変わった料理を載せていれば、それをみたお客様は「食べてみたい!」と感情を刺激され、購入につながりやすくなります。
私もクラウドファンディング実施中に、じゃがいもをポテトチップスにして、チョコレートをかけた料理を掲載したところお会いしたことがない方から「ポテチのチョコがけを食べたくて購入しました」とご連絡をいただきました。
自分では当たり前になっている珍しい美味しい食べ方を提案してあげると喜ばれます。
お客様はイメージできていないから購入しないのです。
売上を伸ばすオススメ行動③プロセス(物語)や思いを伝える
忘れがちなのが自分が大切にしている思い(自分を売る)や作物のプロセスを発信するということです。
自分が大切にしている思いやプロセスを発信して、本当に売上なんて伸びるの?
そんな疑問が聞こえてきますが、私がクラウドファンディングを始めたのはじゃがいもと玉ねぎの収穫前のこと。
まだ商品が手元にない状態で思いを伝え、作物の成長過程を取材して発信し、売上を伸ばし、注文が入ってから受け取って発送しました。
また、プロセスで成功した実例として有名なのが「落ちないりんご」です。
台風で9割のりんごが落ちたにも関わらず、落ちなかったりんごを「絶対に落ちないりんご」として受験生に販売したところ大好評で1個1,500円で販売されました。定価の10倍以上です。
一見すると普通のリンゴがターゲットを絞り込んでプロセスを発信したことで定価の10倍以上で販売することができました。
売上を伸ばすオススメ行動④インフルエンサーに宣伝依頼
自分の周りだけでは売上を伸ばすのは厳しい…という方にオススメなのがインフルエンサーの力を借りることです。
料理を普段作っていて、フォロワーやブログの閲覧数が多い方にお願いして自分の食材を使ったレシピを掲載してもらいましょう。
今年の売上を伸ばすのはもちろん、ブロガーなら継続して見られるので、毎年の売上を伸ばすのにもつながりますよ。
費用は無料でやってくれるインフルエンサーの方もいらっしゃるので、直接お問合せするのがオススメです。
⑤予算に余裕があるなら広告もあり
予算に余裕があるなら広告を出すのもオススメです。
Google広告やFacebook広告などターゲットを絞り込んで広告を出すことができますので、届けたい方に直接届けられるのがメリットです。
予算も自分で決められるので「請求金額が高すぎ…」とはなりません。
また、広告の仕組みを勉強できるので直販をしていきたい方には一石二鳥です。
ネット販売は信頼取引!注文管理に注意して誠実に対応しよう!
ネット販売は、顔も見たことがない方との商品の売買なのでいつも以上に気をつけなければいけません。
初年度は滅多にないですが、注文を受けたはいいが商品がなくキャンセル…すると信用を失って2度と注文してくれないどころか、悪い評価を書かれることもあります。
ただ、私の経験上ネットショップは商品だけを送っているところがほとんどです。
手書きの手紙を入れるなどちょっと一手間加えるだけで印象に残りますのでぜひ実践してみてください。
農作物のネット販売に必要な集客方法を勉強できるオススメ書籍
私は実践+書籍で実際に役立った現場で活かせる知識をご紹介しています。
農作物のネット販売に絞り込んで役立つ書籍をご紹介します。
農家はつらいよ-寺坂農園 寺坂祐一さん
夕張メロン農家で全てのメロンを直販で売り切ってしまう直販の達人です。
農家をやりながらYoutubeなどのSNSを発信しており、農作物のネット販売をしたい方にとってすぐに実践できることが多いのでオススメです。
非常識な成功法則-神田昌典さん
日本を代表するマーケティングの神様とも言われている方です。
私もこの方が書かれている本が大好きで10冊以上持っていますし、新事業のタネを何度も頂いています。
集客・マーケティングについて考え始めたら是非読んでほしい1冊です。
プロセスエコノミー -尾原和啓さん
農作物にとって商品を購入するきっかけの1つにプロセスがあります。
「完成品はすぐにコピーできるが、プロセスは唯一無二のものだからこそ価値がある」と書籍の中でも語られています。
農作物のネット販売に情報発信が本当に必要?と考えている方は是非読んでください。
【PR】共に進むパートナーとして、売上アップに寄与します
普段の業務もあり、なかなか販売に手が回らない農家さんも多いのではないでしょうか?
たかラボでは、原価計算はもちろん、Webサイト制作から売れ続けるまでの仕組み構築などの販売に関することを一気通貫してサポートします。
下記のお悩みが1つでも当てはまれば、お気軽にご相談ください。
・直売を増やしたいが何からやっていいかわからない
・自分なりにやってみたけど効果が出ない…
・畑が小さいから、高く販売したい
\ 毎月3社限定 /