飲食店はブラック企業の代表格です。
ランチをやっている飲食店では、夜の片付けまで合わせると軽く10時間は超えることでしょう。
働き方改革では、多くの飲食店が苦戦することが目に見えています。
そんな中、働く時間を短くして売り上げを維持、もしくは上げるためには「誰でもわかる(できる)環境づくり」が求められていると私自身考えています。
30年勤め上げた職人の味を、高校生のアルバイトでも作れたらどうなるでしょうか?
職人は新しい商品開発などにも回れ、生産性は高くなります。
そこで日々私が実践している
・無料でできる
・誰でもわかる環境づくり
をご紹介します。
今日からでもできるので「いい社員が入ってこない…」と少しでも考えたことがある方、オススメです!
誰でもわかる環境づくりって?
一見きれいに片付いてそうな食材。
ですが、アルバイト初日の高校生に
「寿司で使う紅生姜とってきて!」
と言ってわかる状態でしょうか?
答えは「ノー」
理想とするのは「仕事に人がついている組織」です。
紅生姜を見るのが初めての人もいるかもしれません。
用意するものはダンボールだけ
誰にでもできる環境づくりとして「名前の表示」が必要だと感じました。
名前が分からなくては何もわかりません。
こんな感じで印刷。
今回はテプラを使いましたが、最初のうちは全然紙で代用してください!
(弊社は技能実習生や障がいを持っている方でもわかるように「ひらがな」表記にしています)
そして、このままでは在庫切れしてもわからなくなってしまうので、仕切りを設置。
はい。ダンボールです。笑
100均などで買ってもいいですが、その場になかったので代用しています。
食材を入れるダンボールのゴミがすごく多いので、それの削減のためにも役立っています。
そして、この仕切りが完成したら食材を入れていきます。
これをすることで、一瞬で「あるもの」「ないもの」が一目瞭然。
「誰にでもわかる環境づくり」と共に、「注文忘れ防止」にも役立っています。
まとめ
ダンボール一つでこういう使い道もできます。
特に、飲食店では大量のダンボールが毎日廃棄されるので「ゴミの削減」はもちろん「働き方改革」にも役立つので、オススメです。
現状→全て出して掃除→名前貼り付け→仕切り設置→食材を戻す
この流れがスムーズなので「社員がだめだ…」と嘆く前に、働く環境の整備をしてあげてください。