コロナで店舗売上が下がってピンチ…
ネットを使って店舗の売上を上げたいけど、何からやればいいんだろう?
こんな疑問を解消します。
私自身は、人口6,000人の街の飲食店で店長を務めておりましたが、ネットを使って売上を上げるのが得意で下記の実績を挙げられました。
・おせち売上を2年で2,000,000万円アップ
・作りすぎて余ってしまった50本の恵方巻きを当日宣伝、販売で完売
・コロナ禍でデリバリー売上 作年同月対比200%
現場を1部しか知らないコンサルタントではなく、人口6,000人の地方飲食店店長だった私がご紹介します。
また、リアル店舗を持っていて、ネットで集客や販売につなげることを総称して「Webマーケティング」と言いますので、こちらの記事ではWebマーケティングという表現を使用します。
こちらの記事では下記のことを解説します。
・地方にこそWebマーケティングが必要な理由
・地方飲食店のDX、Webマーケティング全体像
地方飲食店にこそDX・Webマーケティングが必要な理由
「Webを使って売上を上げることは都会の飲食店には必要だけど、地方の飲食店には関係ないんじゃない?」と考えている方もいると思います。
ですが、地方飲食店にこそWebマーケティングが必要な理由を解説します。
1.Webマーケティングに取り組んでいるライバルが少ない
地方飲食店にこそWebマーケティングが必要な理由の1つ目はライバルが少ないということです。
ライバルが少ない=ニーズがない ということではなく、ニーズはあるがWebマーケティングを取り組んでいる企業が少ないので効果が出やすいです。
私は人口6,000人の飲食店で店長を務めておりましたが、20件近く飲食店がありWebマーケティングに取り組んでいる企業は自社ともう1社のみでした。
他の飲食店はHPを作っただけで終わってしまっていたり、SNSはあるが定休日のお知らせをしているだけでした。
2.人材不足が顕著のため、効率的な働き方を求められる
地方飲食店にこそWebマーケティングが必要な理由の2つ目は、人材不足が顕著のため効率的な働き方を求められるということです。
私も店舗の売上を上げるため、1日12時間以上は当たり前に働き、ランチタイムが終わってから1件1件のお宅に飛び込み営業をしたこともありましたが、全く成果は出ず効率がとても悪かったのをいまだに覚えています。
飲食店は労働集約型ビジネスなので、働く人がいなければ売上も上がりません。
また、長時間労働を強いると、残業手当もかさむし、退職者があっという間に増えてしまいます。
効率よく売上を上げるために、Webマーケティングは必須です。
地方飲食店のDX・Webマーケティング全体像
地方でもWebが必要ってことはわかったけど、実際どんなことをすれば売上が上がるの?
ネットを使って売上を上げる(Webマーケティング)やり方は主に2パターンです
・ ECサイトを作り全国に商品を発送し、売上を上げる
・ 店舗集客につなげ、売上を上げる
①ECサイトを作り全国に商品を発送し、売上を上げる
飲食店のネットを使って売上を上げる(Webマーケティング)やり方の1つ目が「ECサイトを立ち上げて全国に商品を発送する」ことです。
自社の看板商品をパッキングして全国に発送します。
メリットとしては、全国を対象にすることで見込み客の範囲が広がるため、成功すれば大きな売上の増加が見込めます。
逆にデメリットとしては、ライバルが非常に多いため、魅力的な商品を作るだけでは購入されません。
見つけてもらうまでのマーケティング、セールス戦略をオンラインで1から構築することが必要になります。
メリット:見込み客の範囲が広がり、成功すれば大きな売上の増加が見込める。
デメリット:オンラインで戦略を1から構築する必要があり、大変で時間がかかる
②店舗集客につなげ、売上を上げる
飲食店のネットを使って売上を上げる(Webマーケティング)やり方の2つ目が「店舗集客につなげ、売上を上げる」ことです。
1つ目のEC売上を伸ばす方法のゴールはオンライン売上を伸ばすことですが、こちらは店舗につなげることですので、オンラインとオフラインの合わせ技です。
例えば、SNSやHPで店舗の新商品情報を発信して、来店数を増やすことがこちらにあたります。
メリットとしては、新たに初期費用がかからず、すぐに始められることです。
デメリットとしては、フォロワーの獲得に時間がかかる上にフォロワーが少ないと効果が少ないことです。
地方企業のSNS戦略についてはこちらの記事で解説していますので参考にしてください。
メリット:初期費用がかからず、すぐに始められる
デメリット:フォロワーの獲得に時間がかかる上にフォロワーが少ないと効果が少ない
DX・Webマーケティングを取り入れて効率の良い働き方を
DX・Webマーケティングを活用できると効率の良い働き方ができるようになります。
実際に私も、おせち売上を伸ばすために「自分が必死に動くしかない」と思い、氷点下10度以下の極寒の中、効果が出ない飛び込み営業をやっていましたが、Webマーケティングに切り替えてからは室内で1/5の時間で効率よく売上を上げることができました。
今までの慣習で続けている成果が出ないものをやめて、DX・Webマーケティングに挑戦してみませんか?