なかなか、商品が売れないんです…
値下げするしかないのかな??
売れないのではなく、消費者が「買えない」理由があると思います。
一緒に考えていきましょう!
商品が売れないからと言って、安易に値下げするのは価格競争に陥り危険です。
だからと言って、このまま続けるのは…辛いですよね。
私自身、過去に人口6,000人の街で飲食店のおせち売上を2年で2,000,000円伸ばした実績があります。
「商品を売る」「売上を上げる」ということは好きで得意だったりします。
おせち売上は2年で200万円伸ばしたのに、現場が追いつかず怒られました。(笑)
気になる方は、プロフィールからご覧ください。
ということで、今回は消費者が買えない理由を考えていきましょう!
当てはまるものがあれば、その逆をやれば売上につながりやすくなりますよ。
過去に購入したが忘れている
1番購入につながりやすいのは、過去に商品を買ったお客様。
自社の商品を使ったり、知っているし、新規集客するより、過去客を集客する方が何倍もコストが安く済みます。
それなのに、そのお客様が再来店・購入しない理由はなんでしょうか??
実は、ただ単に「忘れている」ことが原因なのです。
忘れているから、買えないのです。
過去客が再度購入する仕組みはありますか?
必要な人に知られていない(商品と顧客のミスマッチ)
商品は素晴らしくても、届け方・宣伝方法がターゲット顧客と噛み合っていないばかりに売れないことがあります。
高齢者に販売したい商材を持っているとすると、あなたはどうやって認知しますか?
ここで「SNSを駆使したり、SEO対策をして、ネットからの流入を増やす」と考えては、なかなか売上につながらないでしょう。
なんせ、高齢者はネットに対して、疎いし、日常使いしません。
私だったら、新聞の折込チラシやFAXを使ってのDM・テレアポ→対面営業につなげるかなと思います。
次に出てくるのが、その顧客リストを獲得するためには?と言った問題も出てきますが、ここでは割愛します。
ターゲットは誰か?また、そのターゲットにどう宣伝し、認知させるか?
値段が高すぎる・安すぎる
値段が高すぎるのも買えない原因です。
私の実感として「安くすれば売れるとは限らない」=「高くしたからと言って買われないわけでもない」と感じています。
その代表例が付加価値です。飲食店も「味がおいしい」=「人が来る・儲かる」とは限りませんよね。
飲食店で以前に、新商品で杏仁豆腐を販売しました。
原料や作り方は全く同じです。
変えたのは、メニューの書き方だけ。どちらが売れたか考えてみてください。
・杏仁豆腐 280円
・本場取り寄せ とろける杏仁豆腐 350円
いかがでしょう?
一見、値段が安そうな前者が売れそうですが、結果は歴然。1週間の間に売れた数は下の通りです。
・杏仁豆腐 280円=5食
・本場取り寄せ とろける杏仁豆腐 350円=15食
私が何をしたかというと「価値を明記した」だけです。
うんちくをたらたらと、メニューの下に書きましたが「〜だからこの値段なんだ!やすい!」とお客様に感じていただけたのかもしれません。
自分たちが当たり前になっていることでも、お客様にとっての価値はないか?
まとめ:ターゲットとなる購入者(ペルソナ)を設定(明確に)しよう
商品を販売する上でも、ターゲットを明確にしましょう。
同じ商品でも、ターゲットが「お年寄り」か「20代」でも伝わる言葉やキャッチコピー・説明文は違うものが必要です。