販売にHPが大切ってことはわかったけど、頼むと高額な費用がかかるんでしょ…
お試しで販売したいから、最低限の費用で始められる方法はないかな…
このような疑問にお答えします。
私自身、農家さんから食材を直接購入し、
じゃがいもと玉ねぎをWebを使い、45日で900kg以上出荷しました。
現在も、農家さんをはじめ様々な企業に
食のWebコンサルティングを提供しておりますので、Webを使い直販を成功させるポイントを理解しております。
また、料理人あがりということもあり、
説明する際も難しい用語を使わず「現場が理解できる」を大切にしておりますのでご安心ください。
このガイドでは、低予算でホームページを作成し、オンラインでの存在感を高める方法を詳しく紹介します。
自身の農産物の魅力を最大限に伝え、販売を成功させましょう。
HPを作るメリット・デメリット
Webを使い、全国に野菜を販売するためにはHPは不可欠です。
ホームページを持つことで、以下のようなメリットがあります。
- 農産物を広告し、新しい顧客を獲得できる。
- 農産物の詳細情報を提供し、信頼性を高める。
- 地域や世界中の顧客にアクセスできる。
- 競争力が向上し、他の農産物より高付加価値(高価格)で販売できる。
- 販売だけではなく、採用にも使える。
なんといっても『自社野菜を全世界の人に販売できる』のが強みです!
ですが、デメリットはないのでしょうか?
考えられるデメリットとしては下記が考えられます。
- HPの作成と管理には時間と労力がかかる。
- オンライン競争が激しいため、他社との差別化が必要。
- 全世界に公開されることで、セキュリティ対策が必要になる。
- 販売だけではなく、顧客からの問い合わせやサポートが必要。
- HPを立ち上げても、最初は認知してもらうまで時間がかかる。(別で集客施策が必要)
やはり『作成と管理に時間と労力がかかる上に、効果が出るまでに時間がかかる』ことが弱みでもあります。
HP作成が向いている人・向いていない人
メリット、デメリットから見る
HP作成が向いている人・向いていない人というのは下記です。
下記のセクションから具体的なHP作成の手順になるので
向いていないと思う方は参考になりません。
【保存版】農家の無料ホームページ作成ガイド:オンラインで農産物をPR・自社認知度アップ
HP作成する具体的な手順は下記です。
- HP作成の全体像の把握
- 独自ドメインの取得
- レンタルサーバーの契約
- CMSの導入
- 初期設定とテーマ導入
WordPressでホームページを作るときは、最初にドメインを準備します。
ドメインは、インターネット上のウェブサイトやサーバーを識別するための独自のウェブアドレスです。
“example.com”や”google.com”が一般的なドメインの例です。
ドメイン=インターネット上の住所と覚えてください。
ドメインにはホームページの内容が分かるキーワードを含めるのが一般的です。
〇〇.netや〇〇.infoの方が安いですが、〇〇farm.comや〇〇fam.jpが信用度が高いです!
また、ドメインの取得はムームードメインでの取得がオススメです。
- 取得できるドメインの種類が多い
- 管理画面がわかりやすい
- セキュリティ対策が充実している
Web サイトを作成する上で、ドメイン以外にも必要なものがあります。それがサーバーです。
先ほどドメインを「インターネット上の住所」と例えたのにならうと、サーバーは「土地」にあたります。ホームページが立つための土台です。
サーバーの上に「家」となる Web サイトを作成します。つまり以下のようにイメージすると分かりやすいでしょう。
- サーバー → 土地
- Web サイト → 家
- ドメイン→ 住所
家( Webサイト )を建てるためには土地(サーバー)を購入しなければなりません。
そして完成した家に人(ユーザー)を招くには、住所(ドメイン)が必要になります。
サーバーの取得はさくらのレンタルサーバがオススメです。
- 1番安いライトプランだと『36ヶ月一括払い4,578円(税込)で月額換算128円(税込)』から使用できる
- 利用件数は48万件を突破し実績が豊富なため、安心して利用できる
- WordPressとメール設定が簡単&サポートあり
サーバーに基本付帯している場合が多いですが、WordPressをサーバーにインストールします。
FTPソフトを使って、WordPressを契約サーバーにアップロードします。
先程ご紹介したさくらのレンタルサーバもWordPress簡単インストールが入っていますので、簡単にWordPressの設定ができるレンタルサーバーの利用がオススメです。(スタンダードプラン以降の契約がオススメ)
WordPressが導入できたら、デザイン決定のためにテーマを決定します。
テーマとは、サイト全体のデザインを変更・調整するために作られたファイルのまとまりのことです。
テーマ=デザインのテンプレートと思ってもらって差し支えありません。
通常HPを作るときは、HTML/CSSというプログラミング言語が最低限必要となります。
HTML/CSSを使うことで各要素のデザインを変更・調整でき、サイトデザインをカスタマイズできます。
ですが、プログラミング言語の習得には時間がかかるため、本業もありながら学習するのは現実的な選択肢ではありません。
素材や文章等が揃えば、ある程度のデザインはできますのでテーマを活用して自社サイトを作成しましょう。
なお、有料のテーマから無料のテーマまで膨大な数があるので、農家に合うテーマと実際のサイトと合わせて下記の記事でまとめております。
テーマは導入できたけどどんなページ構成にしたらいいかわからない…
という疑問をお持ちの方は下記でページ構成と内容について詳しく解説しています。
HP作成してからの集客戦略
やっとの思いでHPが完成した…
あれ?商品が売れていないぞ…
HPはあくまでも手段の一つ。
次は「どう届けるか?」が肝心です。
集客方法で代表的なのが3つです。
- ソーシャルメディアを活用した集客方法: Facebook、Instagram、Twitterなどのソーシャルメディアプラットフォームを活用して、農産物の写真や情報を共有しましょう。フォロワーとの対話を大切にしましょう。
- ブログやニュースレターの活用による顧客エンゲージメント: ブログを更新し、農業に関する知識や情報を提供しましょう。また、定期的なニュースレターを送信して顧客との関係を強化しましょう。
- オンライン広告キャンペーンの設計と実行: Google広告やFacebook広告などを活用して、特定のターゲットに広告を配信しましょう。費用対効果の高い広告戦略を構築しましょう。
集客のイメージとしては、下記になります。
①認知(SNS or ブログ or 広告)
②HPへの流入
③オンラインショップ or 産直サイトへ
④商品購入
オススメのSNSに関しては下記で紹介しておりますので参考にしてください。
まとめ:自社の認知度向上やブランディングにはHPの作成が必須
無料ホームページは、農家がオンラインで農産物を宣伝し、新たな顧客を獲得するための強力なツールです。
このガイドを活用して、効果的なホームページを作成し、オンラインでの成功を収めましょう。
自身の農産物を広める新たな一歩として、無料ホームページの作成に挑戦してみてください。
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