やりたいことがあって起業したい!でも、お金が…
そう思っている20代・30代の方も多いことでしょう。なんせ、私が悩んでいる原因も大部分がそこでした。
売り先も見つかっているし、寝ないでやれる体力もある。でも、そこまで大きな借金をして、回らなくなったらどうしよう。万が一のことがあったら…
不安が拭いきれません。
ですが、そんな方のお金の悩みを少しでも解決してくれるのが「補助金・助成金」です。
補助金って聞いたことあるけど、お金がもらえるんでしょ?
そんな簡単な話ではありません。
もらえるためにも、必ず条件があります
事業計画が見えていれば通りやすいんじゃないの?
実はそういうわけでもないんです!!!!
今日は、どんな事業やどんな考え方の人が補助金の採択をされやすいのか?ということを説明します
事業計画がしっかりしていれば、採択されやすい?
補助金を利用する際に、どこに行ってもアドバイスされたのは「事業計画をしっかり作ること」でした。
ですが、10個近く補助金の相談に行って気づきましたが、大事ですが、それは1番ではないことに気づきました。
では、何が一番大事なのでしょうか?
それは
「補助金を出す場所のやりたいことに合致しているかどうか?」
ということです。
なんでやりたいことに合致している方が大事なの?
補助金も国が全て出しているのではなく、地方自治体や民間の企業が出している場合もあります。
その主催団体のやりたいこと・趣旨・目的に合っているかどうかということがいちばんのポイントです。
具体的な例で言うと、、いま国が力を入れている補助金の例として「事業承継補助金」があります。
なぜ力を入れているかわかりますか?
それは「圧倒的な後継者不足」だからです。
帝国データバンクの情報によると、2019年1月から9月までに後継者不足で倒産する「後継者難倒産」が325件でした。1ヶ月に直すと36件も倒産しています。毎日1件のペースです。恐ろしいですね
その記事がこちら
この事業承継補助金は一定の条件を満たすと、補助額1,200万円まで出て、補助率も2/3です。
国も予算を使って「後継者難倒産」を食い止めようと必死なのが伝わります
創業の時に使える補助金は?
それに対し、創業時に使える補助金はどうでしょうか?
私が調べた限り「地域課題解決型起業支援金」という北海道の補助金が最大でした。
これは北海道の地域課題を解決するための補助金ですが、この補助金でも補助額は200万円で補助率は1/2です
事業承継補助金に比べたら金額は少なくなってしまいます。
今は、創業というより、事業承継(M&A)をしたほうが恩恵を受けられそうです。国もその方を望んでいます
まとめ
ということで、自分1人で革命を起こす!という野心も大事ですが、国や経済の動きをよく見て、その流れに乗った方が、国や他の機関からのバックアップもありがたいです。
それが全てではないですが「やりたいこと」と「やらなければいけないこと」を分けて、ありがたくもらえるものはもらったほうがいいでしょう。
また、補助金申請の際に、色々な方が書類代行サービスをやっていますが、詐欺や手数料を多くとることも多いみたいなので気をつけてください