学校の勉強は大嫌いで、高校最後のテストは下から3位だったワタシ。
でも、社会にでてからの勉強は大好きで、18歳の時から毎日15時間勤務が当たり前で、どんなに忙しくても、欠かさず毎月1冊の読書は続いています。
勉強をする(本を読む)中でよく出てきた言葉。
「自分に投資しろ」
この意味がわかっているようでわかっていなかったことに、先日気づかされました。
「お金を経験に使ったからどうなるの?」
「本に投資してもお金が稼げていない」
と考えていた昔の私や同じように思っている方にこの記事を書きました。
結論として「アウトプットしないと投資の結果が出ない」ということです。
なぜ、アウトプットしないと結果が出ないの?
私自身、昔に比べたら現場は自分がいなくても回る環境ができつつあります
23時から洗い物をして、0時を過ぎてから食材の注文をして帰った2年前のことが、今となっては懐かしいです(笑)
しかし、自由な時間も増えた分「結果」を出すことが求められてきます。
その時に必要になってくるのが自分なりの「アイデア」や「やり方」
それらがどこから生まれてくるのかというと「今までの経験」や「自己投資」だと思っています
それを実感したのが今日の新メニュー作成の時。
料理人という仕事柄、料理のことに関しては勉強してきましたが、販売に関してはまったく勉強していません。
商品を作っただけでは売れないので、新しいPOPを作ることに…
でも、手取り13万の時から、2万円の高級料理店を食べ歩きし、「響く表現」や「おいしそうなワード」「デザイン」は見てきたので、なんとか作ることができました。
改めて今まで投資してお金を使っていたもの・勉強していたことが役に立ったと実感した瞬間でした
逆に、少ない給料のなかで自己投資していなかった場合、新しいものを生み出せなかっただろうと恐ろしくなりました。
生み出せたとしても、社会の変化・時代の流れに気づかず「自己流」「独りよがり」になっていたと思います。
「ファミレスの料理しか知らない料理人」に「5,000円のフルコース」を頼んでもいいものはできないでしょう。
逆に「高級料理店で経験を積んだ方」に「お子様ランチ」を頼めば、今まで見たことのないようなプレートや切り方が並んでいて、子供も大喜びのことでしょう。
そうやって「結果を出さなければいけない時(今までの自己投資の集大成)」が20代で訪れる人もいるし、30代の人もいます。
そこでは、今までの経験が生かされる時なので、自己投資している人と、していない人で差がついてしまいます。
その時に「あの時勉強しておけば…」「行動しておけば…」と嘆くか、「勉強しておいてよかった」と思うかは20代の今の行動次第だと思うんです。
自己投資って何をすればいいの?
【「20代で稼ぐ1万」と「40代で稼ぐ1万」はどっちが簡単だと思う?】
東京のコンサルタントの方とお酒をご一緒させていただいた時に言われた言葉です
「40代で稼ぐ1万の方が圧倒的に簡単。だから、20代の今はそのお金を稼ぐ準備をしなさい」
その準備というのは「形の残らないもの」に投資しろということ
・本を読んだ知識
・旅行先で新しいものを見る体験
・挑戦して失敗した経験
・一流の飲食物
この言葉を頭の片隅に置き、日々行動しています。
まとめ
20代で自己投資したからといってすぐにお金が返ってくるわけではありません。
返ってくるときは「自分が行動したとき」だと思います。
「学ぶことは真似(まね)ぶこと」と教わりました
その真似を「1流のモノや人」から学ぶのか
「自分のレベルにあったモノや人」から学ぶのか
これだけでも雲泥の違いがあります。
「いい人生を送りたい」と思っている20代の方へ、いろんな体験や知識という形に残らないモノへの、自己投資をおすすめします。