「成長したい。でも何をしていいのか…」
そんな想いで、2019年に親から借金をして、1年間で180万の研修に申し込みました。
研修といっても、飲み会ばかりで、生やさしいもの…では全くなかったです。
やったことといえば
睡眠時間を削って簿記の勉強をする日もあれば、2ヶ月で作文用紙を100枚書かなければいけない時もあったり、同じ研修で学んでいる先輩から朝の5時まで自分自身の態度について「躾(しつけ)」していただくこともありました。
研修内容はもちろん、仕事面、人格面においてもすごく生かされています。
研修中はすごく負荷がかかり、体重も10キロ増えました(笑)北海道に戻るたび、美味しいもの食べているんでしょ?と言われました。
1年間で、研修に参加して色々な知識も学んで「勉強した!」というよりかは
「自分の無知」に気づけた。というのが実感です。
そんな研修を経て、9ヶ月。
今も心に残っており、自分自身を戒めている「人材育成より自分育成」
この言葉について紹介します。
「学んだから人材育成しよう」で周りはどう思うか?
研修が終わったから、学んだつもりになりがちですが、ただ正解を知っただけです。
それを自分が社内に落とし込めるかどうかとは全くの別問題です。
研修が終わったから自分が他人を「人材育成」できるとは全く無関係だということです。
また、20代からそんなことを言われて周りはどう思うでしょうか?
「ただの浮かれ野郎」「ボンボン息子」としか思わないでしょう。
研修を経て求められたこと
実際、研修でたくさんの勉強をして、知識を身につけましたが、
会社に戻って求められるのは「自分自身の姿勢」についてでした。
成果を出すことへの貪欲さ・周りの社員さんへの配慮・謙虚さ…
研修で学んだ「数字を生かす」ことなどは全く求められておらず、思った業績をあげられなくても特に何を言われませんでした。
今思えば、まだ、そのスタートラインにすら立っていなかったことを思い知らされます。
ただ、寝坊や配慮が足りない言動をしたときには
「研修で何を学んできたんだ!!」と喝を入れられました。
結論:20代は自分育成に注力する
なので、まず結果うんぬん・人がどうしてるの前に
「自分」に気を付けようと思いました。
他人に気を取られている暇があるなら、もっと自分の技術をみがく…と言うことです。
役職や背景があり部下が指示を聞くのではなく、歳を重ねると同時に
「この人の言うことなら間違いない」と思われる、研修で出会った先輩方のような人格者になりたいです。