料理人という職業は
「仕込み→ランチ→ディナー→片付け」があり
長時間労働になりがちで、体力勝負になります
「やりたいことが見失ってしまった」人にとっては、きつい仕事に思ってしまいます
私自身も、最初に勤めていた中国料理店を1年半でやめてしまいました
すごく精神的に追い込まれていましたが、今では笑い話にできるくらいに回復しました
その経験から、今悩んでいる料理人の方にこのブログを書きました
「やめても選択肢はいくらでもある」
ということをお伝えできればと思います
私自身のハナシ
![居心地がいい](https://takalabo.jp/wp-content/uploads/2020/05/matthew-henry-n5vuEc86Zg8-unsplash-1024x683.jpg)
先ほどもお話ししたように、私自身も高卒で入社した東京の中国料理店を1年半でやめました
高校時代から憧れて
長期休みになると、北海道から毎回1週間ほどインターンシップにいかせていただいていたところです
「人の心に火をつける料理人になる」
そう思って入社しました
ですが、毎日の
に疲れてしまい
「将来こういうお店がやりたいのだろうか?」
ということを考えてしまいました
「周りは遊んでいる」
ということが目に入ってから、全くやる気が入らなくなってしまいました
![やる気なし](https://takalabo.jp/wp-content/uploads/2020/06/jen-theodore-pSGmANK36LQ-unsplash-1024x683.jpg)
そして、そんなモチベーションで仕事をしていた時
とうとう体に異変が。
朝起きたら「仕事に行かなければ行けない」
とわかっているのに
体が起き上がれません
無理に起き上がっても、倒れてしまいました
職場から連絡があり、携帯もなっているのに出たくありません
ご飯も食べたくありません
「何もしたくない」という無気力状態です
今思えば、体の拒否反応だった気がします
親父から電話が来て、とりあえず精神科に行くことに。
診断されたのは、夢があるからなんとも言えないが
「軽い鬱症状」という結果
![診察](https://takalabo.jp/wp-content/uploads/2020/06/online-marketing-hIgeoQjS_iE-unsplash-1024x576.jpg)
料理人の親父からは「3年いなきゃ見えるものも見えてこない」とアドバイス
でも、ずっと考えていました
「本当に、あと1年半いたら見えるのだろうか?この精神状態で3年いても見える景色も同じではないだろうか?」
やはり、この状態でまた頑張れる気力もなく
「憧れていた中国料理店を1年半でやめる」
という決断をしました
再就職先について
![再就職](https://takalabo.jp/wp-content/uploads/2020/06/ben-white-mO9vKbG5csg-unsplash-1024x684.jpg)
「会社を辞めたら終わりだ、お先真っ暗…」
と思っていましたが
全くそんなことはありません
実は飲食店はどこも人手不足…
非正規雇用者比率がどの業界よりも高いです
自分自身もやりたいことが見つかりませんでした。
貯金もないため、親父から
「やりたいことが見つかるまでうちで働くか?」
と言ってくれたので
「両親がやっている飲食店で働く」
という決断をしました。
その時も、情報収集のため転職サイトを活用しました。
十勝・帯広勤務の方に役立つ転職サイト・転職エージェントはこちらから
![](https://takalabo.jp/wp-content/uploads/2020/06/john-cameron-fGiJtgi2RRg-unsplash-300x225.jpg)
再就職してからのいま現状
![今の現状](https://takalabo.jp/wp-content/uploads/2020/06/joshua-newton-qvrxPz7i72o-unsplash-1024x615.jpg)
いま現状は両親の飲食店で、主に厨房の業務を担当しています
材料の発注・新商品開発・社員さん、アルバイトスタッフのシフト作成等、いろんなことをやらせてもらっています
仕事が楽しいので、自分でも「こんなことがしたい」というアイデアもどんどん出てきます
そのおかげで、志高い色々な企業のかたと繋がることができ
自分宛に「こんな商品が欲しい!」というありがたいお声をいただくこともでき、今年からは起業できそうです
辞めてからの反省
![ガーン](https://takalabo.jp/wp-content/uploads/2020/05/ben-white-qDY9ahp0Mto-unsplash-1024x684.jpg)
あの時を振り返って、もっと覚えられることがあったと反省するのは
「色々な仕事を覚えておけば…」
ということ
また料理をやっているから思うことなのかもしれませんが、レシピの分量だったり、スープの味付け・野菜の切り方…
有名芸能人も来ていたので、仕事はどれも1流でした
覚えられることはたくさんありますが
少しでもプラスになるように、こそっと
「レシピの分量」くらいはメモしておきましょう(笑)
その際は「メーカー名・名前・容量(サイズ)・使う分量」を必ずメモしておきましょう
つい最近メモを見返した時に、ケチャップ1缶しか書かれてなくて
どこのメーカーのケチャップなのか?その容量(サイズ)はどの大きさだろう?ということが全くわかりませんでした
終わりに
![周りに言いまくる](https://takalabo.jp/wp-content/uploads/2020/05/jason-rosewell-ASKeuOZqhYU-unsplash-1024x683.jpg)
飲食業界じゃなくても、就職先は山のようにあります
職場の先輩に言われようが、両親に言われようが、自分の体を一番分かっているのは自分です
精神が壊れて、鬱になり、自殺までしてしまう人もいるので、そうなる前に無理だったら「やめる」という決断をしましょう
楽しみながら、やった方が成功するスピードも何倍にも上がるという持論です