ブログを書いている関係もあり、高校時代のバイト先の先輩からこんな話を相談されました
先輩から私に相談していただけるなんて、本当にありがたいことです
その先輩が話していたことをまとめると以下の3点
①今の職場のまま、我慢の人生が終わりそうだから起業したい
②でも貯金がなく、あまりお金をかけられない
③何から始めていいかわからない
ということでした
この記事を書こうと思ったきっかけは、この方と同じように「飲食店を起業したい」「今のままで人生を終わりたくないからアクションを起こしたい!」「でもやり方はわからない」「お金はあまりかけられない」と言った方たちが他にもいるのではないか?と思い「困っていることが同じで私にできることがあるなら」といった理由で書きました
そのようなお悩みをお持ちでも大丈夫。
私も「20代」「金なし」「知識なし」「経験なし」だからです。条件がまるっきり同じじゃありませんか?
起業する前に考えよう
まず、結論から言うと本当に起業がいいのでしょうか?
なぜそんなことを言うのかというと、私自身も「起業しようと思ったから」です
起業しようと思い、色々な書類を作りました(創業計画書・月別収支計画書・中長期利益計画書)
その中で、初期投資の費用をざっと計算しました。
結果、1,500万円の初期投資が必要でした。
これはお店を開くだけです。今の時点では、お客様が来るかもわからない、お店を開いて1,500万円もかかってしまいます。
正直リスクしかありませんが、やりたい気持ちとワクワクでいっぱいです
押し切ろうとしましたが、正直コワイ。
ダメだった時も考えて「もっとお金をかけずにやれる方法はないか?」と必死に探しました。
そして、もっとお金をかけずにやれる方法を見つけました
それが「M&A(買収・合併)」
コロナで廃業する飲食店がたくさん出るので、断然私はこちらをお勧めします
M&Aに関する記事はこちらから
M&Aをベタ押しするわけ
なぜ、そんなにM&Aを進めるのかというと、廃業する事業者の数を見たら納得していただけます
帝国データバンクの情報によると、2019年1月から9月までに後継者不足で倒産する「後継者難倒産」が325件でした。1ヶ月に直すと36件も倒産しています。毎日1件のペースです。恐ろしいです
その記事がこちら
日経新聞にも取り上げられていましたが、事業譲渡も世間では一般になりつつあります。
仲介サイト利用の事業譲渡案件登録は2月は数件だったのに対し、4月は30件でした。
経営が苦しくなって、他に譲りたいという方が増大しています
M&Aが少しでもいいと思った方は
売りたい事業者と買いたい方をマッチングしてくれる国の機関として事業引き継ぎ支援センターという機関が存在してくれています
そこに電話をすればマッチングから全てをやってくれますので、まずは最寄りに電話をすることをオススメします
そこからがスタートです。詳しい手続き等は向こうがリードしてくれますので、こちらから準備するもの等は何もないです
まずは起業するのか?M&Aで引き継ぐのか?そこを明確にして進んでいきましょう