言葉が人生を決めてしまうのではないか?
そんな瞬間に出会いました。
歳は70歳以上で同じ年代くらいの2人の男女です。
1人は仕事をしていて、1人は仕事をしていません。
1人は常に明るく、周りを楽しい気分にさせることを言っています。
「〜が誰かのことを褒めてたぞ〜」
とか
「周りの年寄りは腰が痛いとか言っているのに、俺の場合は色々な方から、営業に来て!とか、〜さん!なんて呼ばれるから休めないよ。おかげでボケないし、嬉しい悲鳴だね」
歌を歌いながら重たいものを持ったり、和ませるだけでなく、いるだけで周囲に「俺も頑張らなきゃ」と刺激を与えてくれます。
もう1人は常にぼそぼそとささやくかのように小言を言っています。
ニュースを見ても
「昨日ニュースで見たんだけど、〜っていう事件があったの。本当、そいつは何を考えてるんだかね…ちゃんと仕事して、真っ当に生きろ!って思うわ」
など、常にイライラしてるように見えます。
あまり出歩かなく、常に家にいて、唯一の楽しみと言えるのはパチンコくらいでしょう。
そんな、パチンコでも
「行ったらすぐに当たったから、どんどん打ったんだけど、5分もしないうちに終わって、全部飲まれて、2000円も負けたわ…いい気にさせて、裏で見てるんだろうね…腹たつ…」
そして、つい先日、私がその方と夕方に待ち合わせをしていたのですが、朝5時半からお弁当の仕上げをしていたので、昼営業が終わり疲れて休憩に入ったところ…気付いた時には、1時間も寝過ごしてしまいました…
慌てて「ごめん!遅くなって!」
というと「1時間も待ったわ…待ちくたびれて帰ろうと思った。あてにならんわ…」
その後、話をしようと思っても「1時間も待たせておいて…」とずっと小言を言っています。
その小言は帰る時にも続きます。
人生を楽しくするかどうかは自分の考え方・言葉次第!言葉が幸せも不幸も呼び寄せる
完璧に先日の話は私が悪いのですが、このことから思ったことがあります。
それは「プラスのこと」が口癖の人は、プラスのことを言いたくなる出来事が起こる、ということ。
また、マイナスのことが起こっても、悪いと思わず、プラスに捉えることができ、人生を楽しくする力を持っていると感じます。
また、その逆もしかり。
「マイナスのこと」が口癖の人は、マイナスのことを言いたくなる出来事が起こる、ということ。
例えいいことがあっても、良いと思えず「心配なことが起こるかも」と思ってしまい、人生を楽しめない生き方に思えます。
結婚式をした後に、マイナスの考えの人に言われたのは「家族が増えて大変だね。」でした。
私がどちらの人生を生きたいか。
決まっています。前者の楽しい・幸せな人生です。
そこで決めたことは3つです。
・プラスの言葉を使い、周りと楽しく仕事をする(〜しなさい、という言い方より、〜した方がかっこいいんじゃない?)
・ありがとうを伝える(特に職場はやって当たり前になってしまいがちなので、小さいことでも感謝し、紙に書いてその気持ちを伝える)
・怒りすぎない(同様に、怒っていると怒りたくなる出来事がどんどん起こってくるから)
道のりは険しいですが、1歩ずつ進んでいきます。