エネルギーが有り余っている20代・30代
親が社長で、その会社に若いうちから戻ることもあるでしょう
でも、そんな方には親と一緒に力を合わせることもいいと思いますが、わたし的には1人で起業をすることをおすすめします。
なぜ、そんなことを言うのかというと私自身が今一番勉強になっているからです。
この記事を読むと、起業をすると「どんなことが勉強になって会社に戻ってから役に立つのか」が分かるようになります
後継者の皆さんの選択肢の一助になれば嬉しく思います
私が会社に戻ってからのハナシ
なぜそんなことを思うのか?という私の実際の経験談からお話させていただきます
今振り返れば、一言で言うと「大バカボンボン息子」でした。(今でもかもしれません)
私は20歳で会社に戻ってきました。戻ってきたのはいいですが…
…今思い出せるだけでも、恐ろしいほどあります。
そして、完璧な「大バカボンボン息子」です(笑)
しまいには、そんな職場なので誰も人がいなくなってしまいました。
そうすると、結果的に人数がいないので私が責任者をやらなければいけないことになりました。
もちろん「お客様に喜んでいただきたい!」という思いは人一倍あります。
だけど、その思いの伝え方・周りの巻き込み方を全くわかっていません。独りよがりです
すると、どうなったか…?
新しく入ってくれたパートさんがいます。お子さんもいらっしゃる主婦の方です
その方が帰った後、旦那さんから電話がありました。
「もう嫁が仕事に行きたくない、といっている。もうお前の会社の息子の元では働かせたくない。」
私が伝えたいと思っていることは全く伝わっておらず、彼女からしたら「苦痛」の毎日だったそうです。
動揺を隠せず、何をすればいいかわかりませんでしたが、してしまったことはどうしようもないので「謝罪」しようと思い、彼女の家に駆けつけました。
Google マップで調べて、彼女の家に着きました。ですが、なかなかピンポンを押しても出てくれません。1分経っても出ず、3分経ってからやっと家の中から音が聞こえました。
ですが彼女の口からは「会いたくない。もう話したくない。」ということでした。
私は「直接会って謝罪を」と考えていたので必死にその想いは届かず…旦那さんが外にいるとのことだったので、直接話すことになりました。
旦那さんと話して、そこで彼女が苦痛の連続で嫌々働いていたことを聞かされました。
とりあえず、謝るしかなく、ただただ謝罪し、コンクリートの上で土下座をしていました。
悔しく、とても情けなく、自分自身の力不足を感じました。今でもその日のことを覚えています
でも、プラスに考えると20代前半でそこまでの経験をできるってなかなかないなーと逆にありがたく思います。
そのような失敗をたくさん経験できたからこそ、少しずつ少しずつですが学ぶことができました。
研修で「気付くということは、傷つくこと」と教わりましたが、まさにその通りだと思います。
たくさん気づくために、たくさん傷つきました。そうやって勉強させてもらいました。
以上が会社に戻ってからのハナシです。
予想以上に長くなりすぎたので
続きの「起業することでどんな勉強になるの?」「どう承継するときに役立つの?」ということについてはまた後日お話しできればと思います
ここだけ読むと変な解釈になってしまいかねないので、必ず次も読んでください!
では!〜次回に続く〜